これは、ある年の、ある学年の、とあるクラスのお話です。毎週のように、保護者に配布されたプリントを保護者の強い要望がありWeb化したものです。是非、素晴らしい曽左小学校の子どもたちの様子をごらんください。尚、Web化に伴い少し加工をしています。ご了承ください。

 これは、これから積み重ねていく△年○組の学級の歴史となるものです。子どもたちと私とで作る学級のあゆみとも言えます。もちろんお家の方たちもはずせません。子どもたちと保護者と教師の三者が手をつないでこそ子どもは育っていくものですから。子どもたちの様子、私の思い、保護者の方の願いなどをつないでいきたいと考えています。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.1)
 4月17日(月)
 とにもかくにも、毎日みんなが元気に学校にきてくれることを私は望んでいる。15日の土曜日、「さよなら」をして教室を出ていく子どもたちと握手をした。月曜日も元気にこれますようにと。

 そして、今日、一日中くしゃみをし、はなをぐすぐすさせていた私にみんなが、「明日元気にこれるように」と、握手の中にパワーを込めてくれた。子どもたちの打てば響く心優しさが嬉しかった。

(追伸 おかげで翌日も私は元気に登校したのであります。)
 
 4月19日(水)
 職員朝会が終わって教室に行ってみると、教室・廊下の窓がいつもきちんと開いています。少し肌寒いような日でも、寒さに負けることなく、一日の始まりスタンバイO.Kです。その上、今日は、
「先生、もう答え合わせ終わったよ。」
の声。すごいですね。今までの先生方のおかげですが、子どもたちも張り切っています。
 
 4月21日(金)
 家庭訪問の道先案内人として、子どもたちにお世話になっています。車の中はまるでピクニック気分。
「口を大きくあけまして・・・・・・」
と、大合唱。明るくて、張りのある声。行き交う人々にも聞いてもらいたくて、思わず窓を開ける私でした。でも、心の中は、この子どもたちの声を失うことなく、守り育てていかなくちゃと、決意を新たにしていたのでした。
 
 目の検査をしました。悪くなっていた人は、早めにお医者さんに行って
 みんな学習時の姿勢が良くないので、気をつけたいと思います。お家の方でもよろしく。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.2)
 4月24日(月)
 朝、教室に入るとすぐ、I君が寄ってきて
「今日、登校班で来た。」
と、報告。自分でもよ余程嬉しかったのでしょう。当たり前のことなんだと彼にもよく分かっている。だけど、それができない。遅れてしまう。そして、一人で走ってくる。
「えらかったなあ。明日も並んで来れたらみんなで拍手しよな。」
と、頭をなでる。

 そして、翌日も彼は登校班で並んで来たのです。みんなで心から拍手しました。・・・・・・でも、それは二日間でけのことになってしまいました。けれど、私は見ました。29日の朝、一生懸命走ってくる彼の姿を。そして、班の子に追いつく姿を。彼が、時間に流されることなく、時間の主人公になって、登校班で登校できるようになる日はいつごろだろう。がんばれI君!

 
 4月25日(火)
 8時15分。保健係のN君とY君がみんなの尿をきちんと箱に並べて職員室に持って来てくれる。忘れなし。みんなもすごいし、係もすごい。

 すごいことがもう一つ。3時間目は体育で、体育館でシャトルランの練習をしました。みんな楽しく頑張っていました。ところが、今年は3校時と4校時の間はノーチャイムになっています。みんなが熱中していたので、つい私も時間を忘れかけていました。気がついたら4時間目迄あと5分。4時間目は音楽。教頭先生の時間です。しかし、シャトルランは、まだ半分の人が残っています。
「みんなしたい。それは先生にもよく分かるよ。でも体育は明日できても、教頭先生の時間は今日しかとれないね。それに後5分。こういう時はみんなで力を合わせます。まず、トイレに行きたい人は、自分のことが先でトイレに行きます。トイレに行かなくてもいい人は、みんなの音楽の本・楽譜を手分けして配ります。そして、本・楽譜・リコーダー・下敷き・筆箱・色鉛筆・のりの7点セットを持った人から静かに廊下に並びなさい。これを今から、廊下を走らずに帰って、3分でしなさい。」
と指示をしました。そして、体育館の後始末をして一番最後に教室に帰った私はびっくりしました。もう、みんなで配り終えて並び始めているのです。K君は、「寒い」と言うHさんのベストのボタンをとめてあげたりもしています。その間に、他の子がHさんの持ち物をそれえているのです。

 正直、私は感動しました。このことに関しては。たとえ△年生であろうと、6年生であろうと同じだと思いました。△年生もみんなでこんなふうに頑張れるんだと嬉しかったです。
(もちろん、翌日の1校時、昨日我慢した半分の人のために体育をしました)


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.3)
 4月29日(土)
 1時間目、算数。ただ今「わり算」を学習中。ふと気づくと、廊下に一人のお母さんが。役員をなさっているため、総会前の打ち合わせでどうやら2時間目の参観ができないらしい。どうぞどうぞと、参観していただくことになりました。

 あめが36個あります。6人で分けると、何人に分けることができるでしょう。

おもむろに問題を出します。 すると、即座に
「おかしい……。」
と、K君の声。
「どこがおかしいんですか。」
と、尋ねる私に
「先生、おかしくない。」
と、ちゃんと味方もいます。ところが、別のK君が、
「もう何人で分けるかわかっとうのに、何人ですかと言うのはおかしい。」
と、言い出すと、もうH君やHさんなど、次々と、
「6人で分けるとともう言っているのに、何人ですかと言うのはおかしい。」
「6人で分けると、と言うのだから、ひとり何個になるでしょうとならないといけない。」
と、言い出し、K君達の論理が勝ちました。とても良い算数の授業でした。自分で考え
自分の考えを表現する力をつける。これこそ大切な主人公への道です。
(このおかげで、みんな文章問題作りがとてもうまくいきました。)
 そして、2時間目はご覧いただいた通りです。感想をいただきとても嬉しかったです
 

 初めて、△年生の授業を見せていただきました。子どもたちがみんな、勉強に対して意欲的なのに驚きました。クラスの雰囲気もすごく良くて嬉しく思いました。
 今日の参観は、前々から楽しみにしていましたが、大変良かったと思います。クラスの様子も楽しそうな感じがしました。
 ○組の子どもたち!たった1ヶ月なのに、ものすごく息が合っているような気がしました。○組にはハナマルがいっぱい!そんな気がしました。
 他のみんなもとてもハキハキと発表していましたね。△年生になって一段としっかりしてきたと思います。授業内容もとてもわかりやすく楽しかったです。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.4)
 5月 2日(火)
 今年から,より豊かな成長を考えて,わかば学級での学習もすることになったHさん。朝、私が教室に行くと、もうわかばに行っていました。今日は、4年生の施設見学の日。K先生も4年生の付き添いです。今日は一日、△年生で一緒に勉強します。
「K先生いらっしゃらないの、早く迎えに行ってきて。」
と、頼んだところ、
「Hさん、いない。」
とのこと。すわ、トイレか、と、考えました。(意思表示がうまくいかなかったりしたらトイレにこもることもあると聞いていたし、実際にあったから。)

 学校中のトイレを見て回りましたが、いません。わかばの教室の前にも行ってみました。前のドアには鍵がかかっています。電気もついていません。途方にくれていると・・・
いました!なんと、わかばの後ろのドアが開いていたのです。中で、ひとり机に座って国語の視写をしていたのです。

 感動しました。わかばで勉強するんだという気持ちがしっかりあって、ひとりでも勉強できる。これが、私たちの目指す主人公でもあるのですから。嬉しかったです。と同時に、すわトイレかと考えた自分が恥ずかしくなりました。

 
 5月10日(水)
 わり算の計算はできるんだけど、文章問題になると、どうも文章からイメージが描きにくい子もいます。考える力をつけるために、みんなでいろいろな考え方に挑戦中です。教室は間違えるところ。間違えてもともと、ここまで考えたぞって、みんなの前に出してみようと、言っています。そして、今日、この問題の時、
 
 一はちに3こずつ、21このたねをまきました。おとなりに2はちあげました。
何はちのこっているでしょう。

 21個の種を3個ずつまくと、7鉢いる。そのうちの2鉢をお隣にあげるから、残りは5鉢と、何人かが説明し、みんなが納得。そこへ、U君が
     隣にあげた2鉢にまいた種の数が 3×2=6
     残りの種の数が         21−6=15
     それを3つずつまくと      15÷3=5       5鉢
という考えを出してきました。U君の説明を聞いた後、みんなで数字や式の意味を考えていくと、みんな納得。そして感心しました。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.5)
 5月12日(金)
 雑巾の幅の筋が残るぐらい端から端まできちんと拭くY君。自分の割り当ての所を黙々と拭くH君、K君。雑巾列車を楽しんでいるかのように拭く子達もいます。そんな中で、後始末のプロとも言える人をみつけました。雑巾絞りは、まだ下手な人が多いのでバケツの周りはたくさん水がこぼれています。それをいつも拭いてからバケツの水換えをするのは廊下掃除の担当です。本校では掃除の後、防火用としてバケツに水を入れて置いておくことになっています。私がプロというのは、こんな場面を見たからです。みんなが雑巾をゆすいだ後、周りを拭いて水も変えて、これで終わりと思ったところ、まだ雑巾をゆすいでいない人がいて、また、やりなおしです。それでもNさんは、黙ってもう一度同じことをして、きれいな水のバケツを置いてくれたのです。昨日もそうでした。黒板掃除のプロも生まれそうです。Yさんの黒板掃除なかなか力が入っています。(15日からYさんの後を継いだHさんもなかなかのものです。)プロといえば、Nさんは当番の仕事が終わるといつも給食のエプロンをきちんとたたみます。私の知らないいろんな場で、頑張っている人がきっといることでしょう。
 
 5月19日(金)
 理科で、モンシロチョウなどの卵を孵化させて、その生態を学習します。お家に畑のある人にお願いしていたところ,アゲハの卵のついたダイダイの木が15日に届きました。14日に産み付けられた卵は、今朝、幼虫に孵化していました。数の子の様な一粒が黒い幼虫に。感激しました。(卵は二つと思っていたら三つだった。)そして、15日に既に幼虫であった一匹は、丸々と育っています。見るたびに大きくなっているので子どもたちもびっくり。目の前で、柔らかい新しい葉をどんどん食べるのですから驚きです。毎日一番楽しみにし感激しているのは私かも。この感激が子どもたちに伝わります様に。
 
 5月20日(土)
 3校時社会。打ち合わせがあって教室に行くのが遅くなってしまった。教室に入った時には、10分が経過していた。社会の用意をして、本を見たりしているのはほんの数人。何の用意もしていない人、歩き回っている人、友達とふざけている人、後ろの黒板に絵を描いている人。何もこの時に限ったことではない。。自分に目的意識がないから流されやすい。自分で考えて行動する。これぞ主人公への必須条件である。私がこんなに遅れることがなかったから、まあまあと許していた面がある。
「床に足の裏をしっかりつけて、どこにも当たらず立ちなさい。」
……… (この間10分。) ………
「10分て長いでしょう。10分の長さの分かった人座りなさい。」という訳で、チャイムがなってからの過ごし方を考えたのですが、果たして月曜から如何に。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.6)
 5月22日(月)
 3校時社会。この出だし、5月20日と同じです。教室に行くと、みんな座っています。しかも、本を出して一人一人見たりしています。
「うわっ、今日すごい!」
と、言うと、みんな当然と言わんばかりです。
「やればできるんや、みんな。」
と、言うと、
「でも、注意したからや。」
と、ちょっと不服そう。
「それでいいと思うよ。友だちどうしで注意し合うことができる、友だちの注意を聞くことができるということが大切なんだから。」
と、話す。
 
 5月23日(火)
 ところが、子どもたちの中には、音楽係とか体育係とかみんなを並ばせる時、朝の会や終わりの会の始まり(日番)、「いただきます」「ごちそうさま」の前など、みんなが気持ちを合わせないとなかなか始まらないことを問題として捉えている子もいる。注意しても聞いてくれない人がいる。どうすればいいのか、そんな時は何かお仕置きをするか、いやそうじゃなくて・・・と、話し合うこと2時間。全員が意見を出し合って、みんなが友だち(係)の呼びかけに気持ちと力を合わせる、できない人がいたら注意し合うことになりました。(結局、話し合う前と後と結果は同じなのですが、この話し合いに値打ちがあると信じています。)
 
 5月25日(木)
 お天気最高。欠席者ゼロ最高。後は、自分でうんと楽しんで最高の日にすることと子どもたちに話しました。貝はたいしてとれなかったようですが。みんな楽しそうでした。なかでも、Hさん、H君,N君,Y君,I君達は、岸から一番遠くまで行っていました。腹這いになって手足を伸ばしたり、お尻をつけて
「いい気持ち。」「いい気持ち。」
を連発するHさんを見ていたH君、N君、Y君たち、
「僕もしよう。」
と、大はしゃぎ。めちゃくちゃ気持ち良さそう。Hさんのおかげで、思いっきり海で楽しみました。海に来たんだから、これくらい楽しませてやりたいなと思いました。思いっきり、好きなように遊んでおいでと、着替えやタオルを持たせてやればいいですものね。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.8)
 5月30日(火)
 リコーダー練習頑張っています。教頭先生からもほめていただいて、
「終わりの会で、T先生に聞いてもらいなさい。先生絶対びっくりしてやから。」
と、言われたそうです。毎朝、学校でも朝の会が終わると、係が前に出て練習しています。毎日、そろっていくのがわかります。

 リコーダー。珍しい。音を出してみたいこの時期を大切にしたいと思います。練習すれば、できたという喜びが味わえます。とにかく初めてなのです。できた時は、うんとほめてやってください。喜びなくして、やる気は生まれないですものね。

 
 6月 2日(金)
 子どもたちが音楽室に行った後、私もノートを抱え職員室に行こうとしていた。3階を右に曲がろうとして、左を見ると、子どもたちが静かに並んで座っている。私はてっきり、まだ前のクラスの授業が続いているものだとばかり思っていた。係が鍵を取りに行っているのだと言う。私は、さも納得したかのように大きく頷き、その場を離れた。後で「これがいいんだよ、えらかったよ。」と、ほめることで一つのルールが今日生まれた。
反対に,ひとりの子の涙で生まれたルールもある。
掃除の時間、ある子にドアの溝掃除をたのんだら、
「おなかがすいてるんや。」
と、涙ぐむ。お弁当箱を忘れ、その時はおなかがすいてなかったけど、今はすいてるんやと言う。同じ班のHさんが、自分もお弁当箱を忘れ友だちに蓋を借りていたので、
「友だちに蓋を借りたら.。」
と、言ってくれたが、前に班長のくせに忘れとうと言われたことがあるので借りなかったそうだ。班の他の子はお弁当箱を忘れていることに気がつかなかったそうである。

 私も気づいていなかったのです。△年生だし、忘れたら貸してもらうのが当たり前と思っていたし、みんなそうしているから、私も鈍感になっていました。

 まず、誰でも忘れ物はするということ。次に、自分で「貸して。」と、必要なことが言えなくてはならないこと。それ以上に、もっと友達のことに敏感でなければならないこと、同じ班の子がご飯を食べているかどうかもわからないようなのを鈍感ていうんだと教えました。友だちへのいたわりの心、主人公への必要条件 です。

 
 ケナフの苗を1本持って帰らせました。植えていただいたでしょうか。ケナフについては新聞紙上などで、よく目にされると思いますが、本物は案外まだご存知ないかもしれないと思いましたので。植木鉢でも育ちますし、街の方ではベランダで育てていらっしゃるそうです。子どもと一緒にその成長をお楽しみいただけたらと思います。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.9)
 6月 6日(火)
 アゲハチョウきれいちゃんが誕生しました。前回の羽化の時は、登校してきて最初に見つけた子達が、早く自由にしてやろうと考えて飛び立たせてくれました。今度はみんなで見てからにしようねと言っていたので、みんなでじっくり本と見比べたり、羽の開閉の様子を観察したりした後、大空に放してやりました。その時の様子や気持ちは、子どもたちが思い思いの絵や作文で表現しています。廊下に掲示しておりますので、また参観日にでもご覧ください。

 卵から幼虫、さなぎ、成虫へと、チョウの命の誕生通して不思議な神秘的な世界を共通体験することができました。羽化するところを実際に見ることができればもっと感動するかもしれないとも思います。羽化は早朝なので登校してからでは遅いのです。羽が透けて見えるようになったら、冷蔵庫に入れておいて、授業中にライトをあてて観察するという方法があることを子どもたちに伝えました。ところが、子どもたちは,「だめだ。」「かわいそうだ。」と言うのです。クローン牛がどうしたこうしたという時代ですが、子どもたちのこの自然な思いやりに救われる思いがします。

 後、四つさなぎが命を育んでいます。全てが順調に羽化し飛び立っていきますように。

 
 6月 7日(水)
 うーん、そうなのか。と、再認識。「ありの行列」の学習のまとめとして、国語ドリル8をひとり勉強としてしてみました。「わからへん。」「わからへん。」と、あっちこっちで声がする。どこがわからないのか。例えば、「えさが多いほど、においが強くなるのはなぜですか。」という問題だとする。文章の中に答えは書いてあるし、第一勉強したじゃないと言いたいところだが、読みとれない子がいる。読みとるこつを得ていないのかもしれない。そこで、
 次の文章を読んで答えなさいと書いてあったら、その文章の中に答えがあるから、繰り返し読むこと。
 「えさが多いほど、においが強くなる」というところをまずみつけて、その前後をよく読むと、きっと訳が書いてあること。
 そんな第一歩を丁寧にしなくてはいけないなというのが今の感想です。字面を読む作業から書いてあることを見つける作業への転換が必要な子が沢山います。もし、お家の方でも、そういう場に出合ったら、まず問題になっているところを文章から見つける、その前後を読むアドバイスをしてあげてください。次の教材では、そんな実態にあったひとり勉強を考えてみたいと思います。
8日 避難訓練でした

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.10)
 6月12日(月)
 △年生でもすごい。みんなの力ってすごい。心からそう思いました。
中庭の円形花壇の枠組みが腐って、なおすかどうかという問題が生じました。一方畑に土が欲しいという願いがありました。そこで、円形花壇の土を畑に運ぶことになりました。△年生の子どもたちが、自分の体より大きいかとも思えるスコップで土を堀りくずし、バケツでトラックの荷台に運びました。なんとトラック3杯分の土を運ぶことができたのです。文字通りみんなよくがんばりました。手に豆ができる程。
 
 6月14日(水)
 今度は、トラックからおろした土の山を崩し、平らにしなければなりません。スコップを持って、畑にレッツゴー。みんな真剣な顔。すごく頼りになります。
 
 6月16日(金)
 少し急だったのですが、自然学校のお手伝いに行くことになりました。ぽんぽこ通信号外でお知らせしましたように、△年生の先生方の協力を得て、1・2校時は体育でした。後は自習です。先生のいない一日というのは初めてでした。先生がいれば、どんな時も対処できる、先生のいない時こそみんなで力を合わせてねと、頼んで行きました。何事もなく、みんな元気で楽しい一日を過ごしたかどうかやはり気になりました。翌日、Hさんのお母さんからお手紙と表彰状をいただきました。子どもたちの様子がよくわかるので紹介させていただきます。(本物は素適な色付きです)
 
 昨日は、お迎えに行くと、帰りの会の最中でした。私が教室をのぞく前から、みんなとても立派に会を行っていて、「わあ〜すごい…」と、絶句する程でした。発言が「〇〇した方がいいと思います。」と、意見が分かれてしまっても、ワアーッとなる事はなくて、きちんと議事進行にのっとって、解決案も出て、みんなが納得していました。△年生ってすごい!と思いましたが、いえいえ○ー△がすごい!んですね。拍手拍手です。
 そんな私に気づいてくれた子が、「先に帰してあげたら、おばちゃんもつかれてしまうし。」と、これまた嬉しい気づかい。この件でも、「議事を早くすまして一緒に帰ろう。」と言う子や、いろいろ考えてくれました。
(中略)本当にみんなかしこくて、みんなの頭や心の柔和さに感動したひと時でした。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.11)
 6月20日(火)
 教科書ってやっぱり発達段階をよく考えてあるなって改めて思ってしまいました。「つり橋わたれ」の読み聞かせをしていた時のことです。トッコと着物を着た男の子との掛け合いなど楽しくてしょうがないという感じなのです。もう「キャッキャッ」「アハハ」
と。そして、あんまり楽しかったからと、Iさんなど、お母さんに聞かせてあげたそうです。(初めてでたどたどしかったようですが・・・)
 
6月27・28日と県の研修所に勉強に行かせていただきます。2日間子どもたちが力を合わせて、元気に楽しく学校生活が送れますよう、声かけ等お力添えをお願いします

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.12)
 6月29日(木)
 始業前に、職員室に顔を見に来てくれる子どもたち。時間割を合わしながら,「明日は先生に会えるな。」とつぶやいてくれる子、そしてそれを知らせてくださるお家の方。

 二日間子どもたちのおかげで、そして△年生の先生はもとより、沢山の先生方のおかげで、勉強してくることができました。2002年に完全実施となる「総合的な学習の時間」について。

 一人一人が、先生がいないからと頑張ったからこそ、何事もなく楽しく過ごせたのだと思います。おまけに、みんなの力でドッチボール優勝という快挙を成し遂げていました。「みんなで、仲良く頑張っておいでよ。」というお家の方の声かけのおかげでもあります。いろいろありがとうございました。

 
個人懇談会のお知らせ

 学校からお知らせした内容日程で、都合の悪い人はお知らせくださいと申しておりましたところ、申し出がありました。それを考慮して、別紙のように組んでみました。もし兄弟関係などで、都合が悪いようでしたら、個人的に交渉して私の方までお知らせください。私を中継すると、二日も、三日もかかることになりますのでよろしくお願いします。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.13)
 7月12日(水)
 「いただきます」をしようという、その時、Iさんの給食がないことに気づきました。Iさんは給食当番です。前の席の子も、隣の席の子も、Iさんの給食がないままに「いただきます」をしようとしていたのです。ひとりは全く気づかないまま。そしてもうひとりは、もうひとりの給食当番の子の準備をしたから自分の役目は終わったと言わんばかり。目の前の人のがなくても平気。気づきもしない。すごく寂しかった。もちろん私の思いを子どもたちにぶつけました。
 
 7月13日(木)
 朝教室に行くと、F君が訴えてきました。同じクラスの友達が2組の子と一緒にドッヂボールをしていたそうです。「よして」と言うと、「〇君(2組)に聞いて。」と、言ったそうです。N君も同じように言ったところ、やはり同じ答えが返ってきたそうです。だけど、前に道徳の時間に、同学年の時はみんな同じ、誰に決定権があるわけでもないと学習していたので、「ぼく入るで。」と、勝手に入っていったそうです。どうしようととまどっているF君に、近くで見ていた別のN君が、「ぼくも寄せてなって勝手に入ったらええやん。前に勉強したやんか。」と、言ったそうです。それでF君も入ることができたのですが、結局みんなやめて逃げていったのだそうです。その後、N君も,F君も四年生と一緒に楽しくドッヂボールをしたそうです。
 
 7月18日(火)
 学校というところは、友だちと一緒に生活し、勉強することによって自分を太らせていくところではないでしょうか。友だちのすばらしさや友だちの悲しみを自分のこととしてわかり合うことによって、自分の力と心をいっそう豊かにしていくところだと思います。12日の出来事は、前にも同じ様なことで学習しました。13日のことについては、「あなたは、〇君の家来か。」と、一方で責めながらも、ふたりのN君の言動が嬉しかった。道徳で『よせて』という教材を学習したのは5月頃です。こんな時どうしたらいいのだろうと、みんなでうんと考えた、あの時の学習が生きて働いたのです。ひとりではわからなかったすばらしいものを見つけてくれていたのです。これも主人公への勉強の一つといえるで しょう。

 授業の中で、学級の中で みんなで心をひとつにすることのすばらしさを身に付けていくように、また自分にもできるという自信をつけていくように微力ながら努力して、一学期を終えようとしています。お家の方々からは、たくさんの感想をお寄せいただきました。子どもたちの笑顔と共に私のパワーの源でした。夏休みを終えて、一回り大きくなっているであろう子どもたちとの出会いを楽しみに、一学期を終えます。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.14)
 9月 1日(金)
 全員揃って二学期がスタートしました。とても喜ばしい。日に焼けてたくましそうな顔がいっぱい。「一人一人が頑張れる学級にしよう。それが一人一人が主人公になるということなんだから。人まかせではなく、一人一人が主人公になる学級にしていこう。」始業式にピシッと並んだ子どもたちの横顔を眺めながら、心を新たにしました。
 
 9月 3日(日)
 長い夏休みを終えて新学期になると、子どもたちの中には生活習慣や学習習慣が逆戻りしていることがよくあります。ところが、今回はそれを感じませんでした。ケナフの水やり(あまりの大きさにみんなびっくり)・作品展準備・二学期の係相談と、土曜日の3時間が予定通り着々と進むのです。みんなよく動きます。生活が落ち着いているということだと思いました。家庭の教育力を感じました。有り難いなと思いました。
 
9月5日(火)
 ただ一つ、忘れ物が多いのにはまいっています。国語をしようと思うと、下の教科書を持ってきている子(10月中旬まで大切にしまっておくよう何度も話し、子どもたちもちゃんと聞いていたけどと言う…)。算数をしようと思うと、ノートがない子。時間割通りと言っているのに、音楽の用意が16人もできていない。体育館に行こうとすると、体育館シューズがない子(持ち物として連絡帳に書いたのに…)。さんざんの一日でした。連絡帳は書くけど、どうやらお家では見ない子がいるようです。家庭学習の時あるいは時間割を合わす時に必ず開けて見るように言っています。必要な子にはお家の方でも声をかけてやってください。

 私の方も、一学期はほとんど毎日書いた連絡帳を点検していました。みんな丁寧な字できちんと書くようになりました。だから、今学期から一週間に一回見るようにしています。先生が毎日見なくてもきちんとできる子を育てるためです。どの子も丁寧に書いています。何のために書くのか、それをいつ活用するのかがまだ身についていない子がいるようです。その子その子に応じて、自立への手だてとしてこの件を活用してみてください。

 
9月14日(金)
 運動会にむけて頑張っています。自主的にポスターを描いてきてくれる子スローガン・シンボルマークなども考えてくることにしていたら、本当にほとんどの子がちゃんと考えてきている。応援歌だって、まだ全体練習もないのにみんなしっかり歌える。学級対抗リレーの選手選出には希望者続出。とにかく△年生は張り切っている。△年という時期のこの子どもたちといっしょにいるととにかく楽しい。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.15)
9月26日(火)
 運動会の感想をいただきました。やらされるのではない、自分が主人公となるんだと、
子どもたちに話して取り組んだ運動会でした。どの子も一生懸命でした。そして楽しそうでした。子どもたちの一生懸命さがお家の方々に伝わり、喜んでくださる、これがまた教育の底力になっていくような気がします。
 
 運動会、今までになく、応援合戦、リレーと、大変張り切っていました。充実した運動会になったようです。楽しい一日ありがとうございました。
 運動会、ありがとうございました。とても かわいい かわいい やる気満々のダンスに目が釘付けでした。カメラにもしっかり収めました。リレーも、クラスのみんなの愛を感じつつ、本人もよく頑張りました。感動です。娘の楽しそうな様子、感激しました。
 運動会ご苦労様でした。本当すばらしかったです。紅白両方ともすばらしかったですね。リレーに選ばれた時、手をたたいて喜ぶ子を見て、正直言って、素直に喜べませんでした。「K君が一番悔しい思いをしとうから、その子の前で喜ぶんじゃない。K君の分も、クラスの代表として思い切り頑張りなさい。一生懸命最後まで走りきったらお母さんほめてあげる。悔しいK君の気持ちを思いながら頑張れ。」と伝えました。余計緊張したんでしょうか、でも、よくやったと思います。親ばかでしょうか。何か友情というのを少し感じてくれたらと思ったのです。
 どの子もどの子も、本当に晴れ上がった空のように、キラキラと輝いていました。テンポの良い「ア・ラ・シ」の曲にのって、フィールドいっぱいに思いっきり演技してくれたこと!カメラを構えながら、ウルッときてしまいました。本当にとても素晴らしい演出にご指導くださった△年生、4年生の先生方にありがとうの気持ち
でいっぱいです。初めて走ったリレーも、友だちと力を合わせて走ることの楽しさや緊張感を思う存分味わったようです。また一つ行事をこなして、この子の力となって蓄えられたことと思います。

 感想をお寄せいただかなくても、お家でほめてもらった子どもたちの話などから、保護者の方々の後押しを十分感じています。ありがとうございました。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.16)
9月26日(火)
 運動会ご苦労様でした。
 私は、先生方が作成してくださったプリントにとても感激しました。お忙しい時にあのような詳しい子どもの動きと説明。いつも念入りに打ち合わせをするのですが、それでも突然の移動に大騒ぎで走り回るのです。次の動きと内容が分かるので、精神的にもゆっくりと撮る事ができました。きっと、どの保護者も先生方の心遣い感謝されていることだと思います。
 △年生の踊りはとても落ち着いて乗りやすい踊りだったので、とても上手にできていて嬉しかったです。どの子もしかっり、丁寧に踊っていましたね。一年生のポンポンは一年生らしく、とてもかわいいのに対し、△年生のポンポン(?)は、少し大人びてよかったです。ラストの手の振りも「きれかったー。」って、あっちこっちで声ありました
 お忙しい合間にあのようなプリントの心遣いと共に、素晴らしい踊りのご指導ありがとうございました。

 当日も,出会ったお父さんからも、お礼をいっていただきました。本当にすばらしいなと、私も思います。プリントの出来といい、心配りといい、感心してしまいました。実は、F先生の作品なのです。きっと喜んでいただけると思っていました。
 

 運動会も無事終わり、大変お疲れさまでした。我が子にとって、一番楽しい一日だったようです。
 リレーの時も、カメラを持っているのに、我が子を写すことも忘れ、大声で応援していました。ふっと気が付いた時は、ゴール前で、思わず後ろ姿だけ写すことができました。よく頑張ったと思います。
 夜には、昼間のつっぱっていた心がほぐれたのか、「だっこ!だっこして!」と、いっぱいあまえていました。

 子どもたちの一生懸命さに、大人の方が胸打たれた一日ではなかったでしょうか。一つ一つのことをなし終えて行くたびに子どもたちは成長していきます。でも、まだまだかわいい△年生。スキンシップを忘れないでくださいね。愛情をいっぱい受けて、これからも育っていってほしいものです。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.17)
10月4日(水)
 「あっ、花が咲いている。」
そ う、やっとケナフの花が咲いたのです。子どもたちは、盛り土の上に上がったり、反対側に回って眺めたりして、目を凝らして数えていました。ひとつ…ふたつ…みっつ四つ咲いていました。
そ れは、薄黄色の5枚の花びらからできた、ちょうど芙蓉の花そっくりでした。2組さんや1組さんに見せようと、ペットボトルの口いっぱいまで水を入れてそこに花心をさして、そっとそっと持って帰りました。1組さん、2組さんが喜んでくれた事は言うまでもありません。

 この日ケナフの高さも測ってみたくて、脚立を持って行こうとしていたら、用務員の井上さんが一緒に行ってくださいました。子どもたちが脚立をしっかり押さえ、井上さんに上がってもらい、測ると、何と、3メートル4センチでした。あの小さな小さな種から思い起こして、みんな感嘆の声をあげていました。

 
10月6日(金)
 先生が怒って、地震が起こった!
 10月5日(木)お楽しみのウェルマート見学。店長さんに質問すること書いたノートもちゃんと持ってきている。。お家の人と買う物もちゃんと相談してきている。お金もちゃんとお財布に入れて持ってきているはずでした。何日も前から、その計画できているのですから。お家の人にもお手紙でお知らせしました。なのに・・・ノートを持って来ていない子5人、お金を忘れた子2人、相談してきていない子2人(もちろん火曜日からずっと点検していたのに)。でも、まあまあ・・・子どもたちが楽しみにしているのだからと考えました。

 実際、子どもたちは生き生きとしていました。予算オーバーと安い物に代える子、値段の都合で二本入りの人参を一本にと交渉する子、お客さんにまでインタビューしている子、みんなとても楽しそうでした。

 そして、その日は、見学して分かったこと、思ったことを、忘れないうちにノートに書き足しておくことが宿題でした。たった一つの宿題。しかも、あんなに楽しい勉強のことで。それができていない子が8人。時間割に社会があるのにノートさえ持ってきていない子もいます。

 産地を調べておくと言った話など忘れていても許せることまで、これでは許せなくなってしまいます。怒りました。その勢いで地震まで起こってしまいました。

 どうしてなんだろう。明日ウェルに行く、ノートが必要だとか、今日楽しかったな、ノートしておこうとか、こんな楽しい勉強で何故自分から学ぶという行為ができないんだろう。自分で聞いて、判断する力が育っていない。指示によって動く子どもにしてしまっているのだろうかと、考え込んでしまいます。一緒に考えてくださ―い!


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.18)
10月11日(火)
 昨日の社会の時間に、ヤマサ蒲鉾工場に行くにあたって、何を見てくるか、どんなことを聞いておきたいのか話し合いをしました。クッキー用のケナフの葉を畑に取りに行くついでにウエルマートにも寄って、どんな製品があるのかももう一度調べたりもしました。前に、お母さんとスーパーに行った時に、今度行くヤマサはどんな製品を作っているのだろうと調べてきていた子がいました。今日は、お家の冷蔵庫を開けてヤマサの製品を探し、あった竹輪の原材料を調べてきている子が二人いました。こんな学習意識を育てていきたいのです。10月6日の私の叫びはここに通じてきます。それができていることの素晴らしさを認め、広めていく方向に私自身の視点の修正も図ります。
 
10月12日(金)
 子どもたちが1学期から楽しみにしていたヤマサ蒲鉾工場見学。今日は誰一人、ノートも、お金も忘れていません。お金だって、100円2枚に10円6枚、ばっちり。動いていない機械も多かったけれど、ビデオやお話のおかげで、ばっちり。そしてまた、お弁当を食べた所が川、遊びにぴったりの所。蟹はいるは、やごの抜け殻はあるは魅力いっぱい。みんな最高の一日になりました。なかでも、友達をつくるのが苦手なIさんは、本当に最高の日になったそうです。この日、お弁当を一緒に食べる友達がいるかどうか心配していたようです。それに気づいたKさん、一緒に食べよなって約束していた友達がいたようですが、Iさんと一緒に楽しくお弁当を食べたそうです。二人ともいい顔していました。
 
10月14日(土)
 夏休み中の親子での水やりのお礼の気持ちも込めて、今日の参観日は親子ケナフクッキー作りをすることにしていました。時間の都合上できるだけたくさんのトースターを確保したくて、子供を通してお願いしましたところ、翌日には何と16件も快いお返事をいただきました。近頃のことですから、トースターが備え付けになっていたり、使っていないお家もあるはずです。都合のつくお家はみなOKしてくださったのだと思います。ありがたいなあとつくづく思いました。

 クッキーのお味は如何でしたでしょうか。天ぷらも大好評だったように思います。子どもたちの食べっぷりを見ている限りでは、なかなかの人気と見ました。この天ぷらについては、お世話してくださったお母さん方に本当に感謝しています。家族の分を揚げるだけで、もう結構という気分になりますのに、なんとこの日、少なくとも200枚はあったはずです。それが1枚残らず売り切れ、天かすさえ残っていませんでした。ありがとうございました。もしお家の方でもされるようでしたら、天日干しの葉とレシピお渡しします。遠慮なく申し出てください。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.19)
10月26日(木)
 昨日、「△年とうげ」に入りました。すると、Hさんが、「図書室にあったよ。」と、教えてくれました。すると、今日、もうHくんが借りていました。こういうのすごく 嬉しいですね。みんなも、「読んで、読んで。」と、読み比べに興味津々。いざ読み比 べてみると、子どもたちはすごい。ちゃんと記述の違いを把握している。その記述の 違いは、どんな意味の違いがあるかなんてことが勉強できたんですよ。それに『李錦 玉』さんの他の著作物もわかって、すぐに注文することになりました。
 
10月30日(月)
 昨日のドッヂボール大会、小雨にも負けず、皆頑張りました。いつもの調子が出ず、悔しい思いこそしましたが、生き生きとやってました。早く帰りたいと思っていた私ですが、いつの間にか大きな声で応援をしてました。自然と親も力が入りました。リズムが乗ってきて一勝しましたが、もう最後の方の試合でした。ラスト、とてもいい試合をしました。親たちも拍手で、「よく頑張った。」って、皆口々に言ってました。

 朝、教室に行くと、もう大変。ニュースが押し寄せて来るのです。中でも、今日は、ドッヂボール大会の報告でみんなにこにこ、ワイワイ。このドッヂボール大会参加と いう出来事を私は誇りに感じています。ドッヂボール大会参加者募集のビラを見て、 ひとりの男の子が友達に呼びかけたことから始まりました。個人で参加してもいいし、 チームを組んで参加してもいいのです。○組でチームを組みたいという思いに、男女 を問わず、次々賛同者が出、何日かすると予定の10人を越えていました。これは、 学校は関わっていないので、お家の人たちに許可をもらって助けてもらわなくてはい けない問題でした。これがまた、すばらしかったのです。何人かの保護者の方からも 相談を受けました。最初は、クラス替えもあってよくご存じない方もあるとのことで したが、この子どもたちの自主活動を成功させてやりたいという同じ願いのもとに集 い、きっと親しみを増されたのではないかと想像しています。そして、このお便りです。嬉しい出来事でした。

 △年生です。△年生の子が、自分たちで呼びかけ、チームを組み、練習を重ねて挑戦したのです。そして、親がそれを支え、子供の自主性を育んでくださった。これが 私の誇りに感じている所以です。

 
11月2日(木)
 早速、お鍋ありがとうございました。二日の間にもう5個も集まりました。また、土曜ふれあい用のお芋も沢山集まりました。本当にありがとうございます。何かする といっては、すぐにお力添えをいただくこと本当に感謝しています。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.20)
11月 6日(木)
 今日は、全校生に、ぽんぽこ△年食品よりケナフふりかけを届ける日です。みんなが張り切っています。(エプロン忘れ3人)ところがNさんが欠席。朝になって耳の下が腫れて痛いので病院にいくということでした。届いた連絡袋を見ると、スヌーピーのエプロンが入っていました。M君はキティちゃんのエプロン。キティちゃんのエプロンを少し気にしているM君を気遣って、スヌーピーのエプロンを届けてくれたのです。このやさしさに、みんな嬉しいきもちになりました。
 
【お願い】
 11月13、14日とまた県の研修所に勉強に行かせていただきます。大きな行事を控えていますし、何より二日間も子どもたちに会えないというのは、本当に気がかりです。子どもたちが元気で、力を合わせて二日間を過ごしてくれますように、ご家庭の方でも声掛けの方よろしくお願い致します。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.21)
11月30日(木)
「明日は開校記念日です。」
「えっ、学校の誕生日?じゃあ、ハッピーバースディ歌わなくっちゃ。」
「先生、学校何歳?」
さよならの前の会話です。実は私、学校が何歳か覚えていませんでした。早速教頭先生に聞きに行きました。そして、みんなでハッピーバースディを歌って、108歳のお祝いをしました。子どもたちに脱帽です。

 誰かのお誕生日にはいつも、給食の時間にハッピーバースディを歌って、牛乳で乾杯をします。これを子どもたちはとても喜んでいます。誕生日がお休みの日と重なってしまうと、必ず、翌日にします。誕生日が夏休み中の子はとても落胆していたのですが、9月にしたらいいという意見に一安心したほどです。そして、9月最初の給食の日、ちゃんとみんな覚えていて何人分ものお祝いをしました。

 誕生日。それは大切な日。生まれる前から待ち望まれた命の誕生。誕生日を祝ってもらうことで、自分の存在を認めてもらっていることを実感しているのでしょう。ハッピーバースディの歌と牛乳の乾杯。それは些細な行為だけれど、今ではみんな大切な命であることを認め合い、喜び合っている行為として大きな意味を持つようになりました。誕生日が学校の時でさえ、子どもたちはハッピーバースディを歌うのです。愛校心なんて気負って教えなくても大丈夫と思ったりします。 

 
11日の個人懇談会について

 2学期末の個人懇談会については、学年通信でお知らせした通り希望者のみです。子どものことについて担任と話をしてみたいと思われる方はふるって申し込んでください。どうしても時間を指定する必要のある方は、時間を指定してください。都合のつく方は御協力くださいね。なかなかない機会ですので、気軽にどう ぞ。ただし、申し込み締め切りを6日とします。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.22)
12月21日(金)
 この一年を振り返ってみました。正確に言えば、△年生としての9ヶ月間の自分、友だち、○組を見つめ直してみたのです。心、体、頭、いろいろな面での成長が考えられます。自分のことでも、友だちのことでも、学級全体のことでもいいから、どんな成長や頑張りが見えてくるか見つめてみようと、呼びかけました。そして、それを文にして書き記しました。子どもたちはどんなことを書き残したと思われますか。紹介します。

・少しずつ食べられるようになってきた自分 (I)
・がんばって算数がわかるようになってきた友だち (I)
・友だちのやさしさやがんばり (I)
・勉強が楽しくなって、がんばれるようになった自分 (U)
・走りが速くなった自分 (U)
・友だちがいっぱい増えた喜び (O)
・できないことに挑戦する友だちのがんばる心 (K)
・友だちができて明るくなった友だち (K)
・わからない時やさしく接してくれる友だち (K)
・算数は好きで、国語が苦手な自分 (K)
・○組のよい所と、その中でがんばることができるようになった自分 (S)
・○組と友だち (T)
・跳び箱に挑戦し、乗り越えた友だち (T)
・○組のよいところ (N)
・勉強・運動・優しさにおいて伸びてきた自分 (N)
・体も大きくなり、難しい勉強をするようになった自分 (N)
・跳び箱に挑戦し、跳ぶことができるようになった自分 (N)
・走りが速くなった自分 (N)
・宿題ができなかった頃の自分と、できるようになった自分 (N)
・走り、ボール投げ、体力テスト、スポーツの力が伸びた自分 (N)
・一日も学校を休まず、何でもがんばっている自分と友だちのがんばり (H)
・できないことはつまらないけど、できるようになって何でも楽しい自分 (H)
・がんばっている友だち (H)
・算数が好きになった自分と変わってきた友だち (F)
・学校が好き、今すごく楽しい自分の心 (F)
・学校が好き、わかばが好き (F)
・給食が好きになってきた自分 (M)
・みんなすごいから、がんばりだした自分 (M)
・字がきれいになった友だち (Y)
・勉強が楽しくなって、変わった自分 (Y)
・練習すればできることを知った (Y)

 これらの作文を読んで、子どもたち自身が互いに交流し合う中で自らを高めていることがわかり、嬉しく思いました。来年も、子どもたちにとって、皆様にとって良き年でありますように。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.23)
1月15日(月)
 9日の始業式以来、今日全員の顔が揃いました。始業式は、全員の顔が揃い、とても嬉しい出発でした。みんなのいい顔で、再開を素直に喜んでくれているようでした。最高と思っていたのですが、次の日から、風邪で熱を出してお休みする人が出ていました。それが今日全員揃ったのです。バンザーイ!ビタミン・睡眠十分とって、元気に3学期を乗り越えましょう。今年もよろしくお願いします。

 話は変わりますが、ケナフの葉書、お家の方でも大変喜んでいただいたようですね。家庭と学校の価値観の一致は教育的効果も大きく、ありがたいです。記念写真を撮ったお家、飾ってくださったお家、嬉しくて字を書いてしまったお家等様々ですが、子どもたちが誰に書くか決めます。保管しておいてくださいね。

 
1月18日(木)
 算数ドリルを見て、心を引き締めざるを得ませんでした。まず、ドリルの裏表紙にちゃんと名前が書いてあったのは13名でした。何でも、まず名前を書くように言っているのに、まるで自覚につながっていないのです。

 今、算数で整理の仕方を学習しています。一つずつ正という字に書き表しながら、数えたら消していくやり方です。学校で三つぐらいの例を練習していて、特別難しい学習ではありません。むしろ子どもたちは簡単だと思っているようです。ただ、一つずつきちんと処理していかなければなりません。

 ドリル1では、正門を通った40の乗り物を乗用車・自転車・オートバイ・トラックに分けて分類するものでした。一つずつ数えたものを消しながら、正の字に書き表していく方法で分類していくのです。きちんと作業していったさえできる問題です。ところが、正解者は7名でした。子どもたちは、数え間違えたぐらいにしか思っていないでしょう。しかし、私は、とても大切なことと考えています。集中力の欠如と思っています。さらに、一のAでは、四つの乗り物の順を自分で決めて書くようになっています。が、二のAでは、四つの乗り物の順を指定した表に数を記入するようになっています。でも、表の字なんか読んでいないのです。一のAで自分が書いた順で数を記入しているのです。

 名前を書く、一つずつ順に数える、きちんと印をつける、字を読む等の基本的なことがいっぱいぬけていることに愕然としました。今までの経験上、伸びていくためには、基本的な生活習慣・学習習慣がきちんとついていること、素直であることがとても大切な条件であると考えています。△年生もまとめの時期に入りました。心を引き締めていきたいと思います。お家の方でも、もう△年生だからと目を離してしまわないで、子どもの基本的な生活習慣・学習習慣を時に振り返ってみてくださいね。これは、何年生になっても大切なことです。大きくなってこのことに変化が起こったら、それこそ黄信号なのですから。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.24)
1月23日(火)
 3時間目の体育は、サッカーの基礎練習を中心とし、最後の15分を男女別の大縄の練習にあてた。(いつもいろいろな組み合わせを意識している。)この時は、8の字で男子が31回、女子が42回であった。案の定、「勝った、勝った。」とか、「11回も違う。」という声が出た。すると、当然のことながら、「この組は女子に支配されてしまうなあ。」とか、「うるさいわ。」ということになる。挙げ句の果ては、「Hちゃんが跳んでないやんか。」ということになる。確かに、Hちゃんを入れての42回ではない。しかし、15分しかなかったが、8の字が切れたら、Hちゃんの個人練習をはさみながら女子は練習していた。そして、この時間初めて、Hちゃんは大縄が跳べた。私と誰かでHちゃんをはさみ、「せーのーで。」と、縄を回す子も、見守る子も、みんなが心を一つにする中で。

 しかし、私は、「Hちゃん跳んでないやんか。」と言った子を決して責めていない。むしろ、ぎりぎりのところでの本音をよく言ってくれたと思っている。口に出さずとも、同じことを思ったという子は他にもいた。2月3日の大縄大会への参加のあり方を本気で考えるために役立つ発言となったのである。

 5時間目の道徳の時間に、「なぜ、縄跳び大会をするのだろう。」というところから考えた。子どもたちの考えは、次のようなものであった。

1. ◇年生の時よりは□年生、□年生の時よりは△年生と、できるようになるように、 ひとりひとりの実力をアップさせるため。
2. 縄跳びができるようになって、縄跳びの楽しさを知るため。
3. 寒さに負けず、頑張るため。
4. できないと言ってすぐあきらめず、自分に勝つことを知るため。
5. クラスのみんなや、他の学年と一緒に頑張るため。
6. その年の縄跳びの思い出が残るように。

そして、大縄の種目はDに該当することを確認し、もちろんクラスのみんななのだから、Hちゃんと一緒にどう取り組むかを次に考えた。

1. 最初に誰かがHちゃんと一緒に跳んで、次の人から8の字を続ける。
2. 誰かがひっかかって、やり直す時の最初をいつもHちゃんにする。
3. 月曜から金曜までで当番を決めて、中間休みとかにHちゃんと練習をする。

私は、「じゃあ、当番を決めよう」とは言わなかった。

 
1月24日(水)
 朝教室に行くと、「先生、Hちゃんが5回跳べたんや。」と大騒ぎである。当番なんか決めなくても、みんなで練習したのだという。誰かが手をつないで「せーのーで。」で5回。Hちゃんの頑張りもすごい。個人練習など、誰よりも粘り強い。

 Hちゃん、やったね。 みんな、ありがとう。 けど、Hちゃんのおかげでみんなもいっぱい勉強させてもらっているよ。 Hちゃん、ありがとう。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.xx)
 2月 6日(火)
 風邪が流行っています。土曜日は学校全体で36名に欠席でしたが、月曜日には49名と増えているそうで、インフルエンザも3名いるそうです。我がクラスでも、3名の児童が欠席しています。どの子も、熱が下がって、いったん回復したかに見えてぶり返すパターンになっています。子どもたちにも、うがい・十分な睡眠など話をしていますが、御家庭の方でも、十分配慮してあげてください。
 
【お願い】
 2月8・9日とまた県の研修所に勉強に行かせていただきます。10日三連休ということもあり、5日間も顔を合わさないことになります。寂しいし、気にかかります。子どもたちが元気で、力を合わせて二日間を過ごしてくれますように、御家庭の方でも声掛けの方よろしくお願いします。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.25)
3月3日(土)
 あるお母さんから相談を受けました。「Hさんがいてくれたおかげで、うちの子は人の見方や思いやりを学ばせてもらった。親が口で説明してもなかなか分かってくれなかったことを自分のものにしている。この一年間の成長は本当に大きい。ありがとうという気持ちを伝えたい。子どもも3月14日にお返ししたいなと言っています。でも、クラスのことを考えれば、ひとり勝手なこともしたくないし、気持ちも伝えたい。どうすればよいでしょう。」というような内容でした。

 あれは2月14日、バレンタインデーのことでした。Hさんのお母さんから、「クラスのみんなに感謝の気持ちを伝えたい。」ということで、チョコをいただきました。「子どもたちに、学校へ持って来てはいけないといっていますし…、お気持ちは伝えますから」と、一応おことわりしたものの、お気持ちを察して結局いただきました。中を開けてびっくりしました。素晴らしいプレゼントが入っていたのです。ひとりひとりの良さや、関わった思い出が呼びかけの形で書かれていたのです。子どもたちは大感激でした。ひとりのを読むたびに拍手が沸き起こり、喜びの連続でした。子どもたちが欲しがったので、カラーコピーすると約束していたので、今日持って帰らせます。子どもと一緒に読んでください。

 実は、これを一つの学習の始まりに使わせていただこうと、私自身の中ではあたためていました。△年生の最初の参観日覚えておいででしょうか。「みんなちがって、みんないい。友だちのいいところをみつけていこうね。」というものでした。その締めくくりの時がきました。Hさんのお母さんからのプレゼントに応えて、お互いの良さや成長を認め合ってプレゼントし合いたいと思います。31人の中のひとりであるHさんに対してもそれがみんなからのお返しということにしたいと考えていました。31人の全員が友だちから自分が認められているというプレゼントをもらうのです。

 前出のお母さんにも、この計画をお伝えしました。けれども、その気持ちはHさんに伝えてあげてくださいと答えました。Hさんにとって、どれほど大きな勇気となるでしょう。どれほど大きな支えとなるでしょう。同じように思われている方もきっとあると思いますので、ここにお知らせすることにしました。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.26)
3月7日(水)
1月24日(水) 3学期の学級活動案を出す。
1月31日(水) 3学期はお楽しみ会とトッヂボール大会をすることを決める。
2月 7日(水) お楽しみ会の出し物の班の構成を決める。
2月14日(水) お楽しみ会の班の出し物を決める。
2月21日(水) お楽しみ会の係と、招待客を決める。
2月28日(水) ドッヂボールのチームを決める。
3月 7日(水) ドッヂボールのルールと、係をきめる。

 三学期の学級活動のノートを見ると、このように進んできています。

 この学級活動、子どもたちは四苦八苦しながらも、前へ前へと進んでいます。出し物の練習時間も、係の仕事をする時間も、今のところ自分たちで時間を見つけながら進めています。プログラムもできました。ひとりひとり台紙付きのプログラムです。

 そして、わかば学級のお友達を招待するそうです。私の知らない間に決まっていました。14日のバレンタインの感激が醒めやらぬ21日のことだったので、Hさんのお母さんも招待客の中に入っていました。これには私がクレームをつけました。「みんなの気持ちはよくわかるけど、Hさんのお母さんも、I君のお母さんも、Yさんのお母さんもみんな同じように大切なひとりだと思うよ。その大切さは一緒だとおもうよ。」と。

 このお楽しみ会がお別れ会にもなりそうです。2月28日IM君のお家から連絡が入りました。春休みに加古川市に引っ越しされるというのです。ガーンと、みんなショック状態でした。そこへ、またまたM君が骨折したという情報です。本当にガーンでした。

 このIM君、4月24日号でお知らせしていたI君です。月に一回程度しか登校班で登校できなかったI君です。ところが、どうです。三学期は、2月9日と、足を痛めていた2月下旬の4日程送ってもらっただけで、後は、毎日登校班で並んできたのです。同じ登校班のH君が、毎日カレンダーに印をつけてくれました。そして、「一五日目や。」「すごい。」などの友だちの声に支えられながら、記録をつくりました。それができている子には当たり前のことだけれども、月一回しかできなかったことが、毎日できるようになるというのは本当にすごいことです。本人の努力はもちろんのこと、友だちの支えというのもすごいですね。こんなI君が転校するというのです。それからというものI君、今まで以上に自由勉強をしてきます。胸が熱くなります。
 

 I君の引っ越しを聞き、本人ショックを受けていました。本当ドッヂボール、小さい体ですごく上手でしたね。他の子より素早い動きで。出会いと別れの季節がやってきたのかと思いました。I君、元気でね。ドッヂボールの時のパワーで友だちいっぱいつくってください。M君の足の具合はどうですか。大事にしてください。

 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.27)
フォーラムを参観していただいた保護者からの感想
 昨日は久しぶりにゆっくりと、参観日で子どもを見ることができました。前日まで言う順番を間違えたり、お風呂で何回も練習したり、最後みんなで言う言葉が揃うか心配したりと、大変でした。でも、当日は、私がびっくりする位の大きな声で言えてとても嬉しかったです。他の△年生の子どもたちも大きくなって、一回りも二回りも大きくなったような気がします。ケナフ作りがとても楽しかった様子がよく表れていて、とてもよかったです。
 今日の授業参観は、一つの植物から、いろいろなものが作れるのがよくわかりました。土を運んだり、お水をあげたり大変だったけど、種から育てて、あんなに大きくなって、とてもいい思い出になったと思います。今日の発表も照れながらも、みんな大きな声でしっかり発表していましたね。版画も上手にできていました。みんなのびのびと楽しそうでしたね。
 昨日の授業参観は、残念ながら途中からの参観になってしまいましたが、△年の元気いっぱいの楽しい発表劇、すばらしい物でした。兄の□年生の社会科発表の後でしたが、断然△年生の方が、大きな声でハキハキとわかりやすく、ユーモアたっぷりでした。最初から見れなかったのが残念に思うぐらいでした。ケナフでは、本当にいい経験ができました。最後の染め物も楽しみにしております。

 フォーラムの話が出た時に、子どもたちに挑戦してみるかどうか問いました。もちろん子どもたちは「やる!」と答えました。95人に与えられる時間は15分。グループを組もうということになりました。ちょうど版画の共同製作を終えたところでした。その版画と、版画のグループを生かそうということになりました。(教師の思惑通りですが、子どもたちはそんなこと思ってもいません。)

 その後は、グループごとに発表形式を考え、発表内容を作っていきました。学級の枠を越えてグループを作っていたので、休み時間を保証して、できるだけ子どもたちに任せました。一応、期限内に子どもたちの作り上げた物を土台に色づけをして当日のような内容になったのです。子どもたちがあまりにも楽しそうだったので、その良さをこわさないようにと、体育館でも二回しか練習しませんでした。子どもってすばらしいです。
 

 とてもすばらしい発表会でした。皆で考えて作り上げた発表と聞いて、今年の△年生は、生き生きとしたパワーがあるのを嬉しく思います。
 金曜日の参観とってもよかったです。心が熱くなって帰ってきました。あんなに大きな体育館で、ひとりひとりが大きな声で発表ができ、今までケナフを育ててきた誇りがあるからだろうと思いました。みんな堂々としていて、また一つ成長したなあと感激しました。
 参観日、とても緊張してましたが、無事間違わずできたみたいで、大きな声も出せたと、家に帰ってからもみんなに報告していました。満足してました。悔いのないよう声が出せて嬉しかったんでしょうね。これが自信となって、これから本読みや発表の時、大きな声が出せればいいのですが……。
 環境フォーラム!子どもと一緒にドキドキ感をあじわいました。みんな本当に楽しそうに一生懸命でしたね。本当に素敵な一年でした。できれば、もっとたくさんのお母さん方の意見交換できるような時間も持っていただきたかったですね。

 この他、どのクラスも、学習発表の形を採っていたために、携帯電話を片手に上下連絡を取り合って走り回ったけれど、間に合わず、残念な思いをされたお便りも一通ではありませんでした。本当に残念です。

 いつもこうして、子どもの成長を見つけ、共に喜びとするお便りをいただき嬉しく思っています。同じ事を感じながら、それぞれの理由で書けなかったかもしれない方のことを考えてあまり紹介せずにきました。この通信の反響にもいつも感謝しています。

 最後にお願いがあります。今日、子どもがケナフの記録ファイルを持って帰ります。まだ完全に揃っていませんが、一度目を通していただきたいのです。そして、この学習の一年間の歩みを通して、一言感想を書いてやってほしいのです。文章や字の上手下手ではありません。この学習を子どもたちは宝物のように思っています。大切な人に出そうと言っていたあの葉書でさえ書くのがもったいないと言います。こんな子どもたちの思いを一緒に受け止め、共に喜び、評価してやってほしいのです。そうすれば、この記録は、おそらく子どもたちにとって本物の宝物となるでしょう。

 用紙も一緒に持って帰らせます。17日(土)までにお願いします。一応私の方で集め、私も目を通させていただきますが印刷したりはしません。自分のお子さんのファイルに綴じるだけです。親が我が子に送る評価であり、メッセージというわけです。どうかよろしくお願いします。


 
学級の歴史−主人公へのあしあと(Vol.28)
3月17日(土)
 子どもたちへのメッセージを読ませていただいて、温かさで心がふくらむ思いでした。お忙しかったでしょうに、それぞれのお家から早速寄せられたメッセージ、印刷はしませんなんて言わなければ良かったとちょっぴり後悔しています。我が子へのメッセージなのですから、我が子に伝われば十分なのに、ついつい欲張りになっていけませんね。
でも、それくらいすばらしい手記が集まったのです。読ませていただいていて思ったのです。我が子に感動してくださっていると。
例えば、
 子どもの書いた文章・絵など、まとめの作業ができていることに。
 記録に見る子どもの喜び・楽しそうな姿に。
 友だちと力を出し合い、一つのことをやりとげていく子どもの姿に。
 本で調べたこと、経験したことを一生懸命話す子どもの姿に。

 我が子に感動するって、素敵なことですよね。子どもも親も幸せになれます。私は、この31枚のメッセージに幸せをみつけました。

 共通しているところもみつけました。それは、ケナフの生長がまさしく我が子の成長であったと感じてくださっているところです。そして、ケナフはただのクッキーの材料ではなく、単に葉書の材料でもなく、その学習によって、命について、生き方について様々なことをを学んだと感じてくださっているところです。

 これは、子どもたちがその時々の感動をお家で話してくれていたからでしょう。また、お家に持って帰った一本のケナフを、学校と同時進行で育て、見守ってくださっていたからであろうと思います。ありがとうございました。
 

 
3月19日(月)
 IM君、わかばの友だち、そしてみんなの心を一つにして お楽しみ会 大成功!
 びっくりしました。どの班も、係も準備ばっちり。思いがけない子が漫才をしたり、堂々と演技したり、いくつもの新発見があり、びっくりするやら嬉しいやら。私のしたことと言えば、班の出し物や係の進み具合を2,3度聞いただけ。いつの間にというほど、準備や練習をしていました。子どもってまだまだいろんな可能性をもっているんだなあって羨ましくなってしまいます。

 私は、こんな子どもたちからエネルギーをもらいながら、一年間やってきました。全て、子どもたちのおかげです。あの明るさ、あの素直さ、あの優しさが私に力を与えてくれました。この子達のおかげで、何度幸せな気持ちを味わったことでしょう。教師として、幸せな一年でした。その間、いたらないことも多々あったことと思います。しかし、私にはいつも信頼を受けているような手応えがありました。私も、子どもを通じて、保護者の方を信頼していました。本当にすてきな一年でした。ありがとうございました。

トップページにもどる